当院の日帰り白内障手術
当院では日本眼科学会認定眼科専門医である院長が全て執刀します。白内障手術は院長が得意とする手術のひとつです。
総合病院などと同じレベルの清潔度(クラス1000)のクリーンルーム、高性能な医療機器を使用し、白内障手術を行っています。
白内障手術は全て日帰り手術にて行っております。
面倒な入院も必要ありません。入院費などがかからないため、医療費のご負担も安くなります。
白内障手術の方法
手術は、主に点眼麻酔による局所麻酔で行います。手術時間は、目の状態などにより異なりますが、およそ5分程度で完了します。
手術中は、ほとんど痛みはありませんので、ご安心下さい。
①眼球に小さな切開を行い、水晶体の袋の一部(前嚢の一部)を切り取ります。


②濁った水晶体を超音波で砕き、吸引して取り出します。水晶体の袋とチン小帯は残します。


③残した水晶体の袋の中に、眼内レンズを挿入します。


局所麻酔で行いますので、患者様の意識のある状態で手術を行います。
やはり目の手術ということで、とても緊張されていらっしゃる方が多いです。
なるべく患者様がリラックスして、手術をお受けできるように、手術室ではBGMを流しています。
手術後当日
眼帯をつけた状態で、ご帰宅して頂きます。その日は、なるべくご自宅でごゆっくりお休み下さい。
夕食後から、抗生物質の内服がはじまります。
術後翌日
手術翌朝に、術後の状態をチェックするために、受診して下さい。
受診後に眼帯をはずします。
基本的に、翌日から、見えるようになります。
患者様によっては、炎症や眼圧の程度により、まだかすむ場合もあります。
その場合でも、徐々に見やすくなってきますので、ご安心ください。
この日から、首から下のシャワーや入浴が可能です。
術後の目薬の点眼がはじまります。
術前後の注意について
手術3日前から当日朝まで、感染予防のための目薬を点眼して頂きます。
手術後当日夜から、抗生物質を内服して頂きます。
手術後翌日から、感染症・炎症などを抑えるための目薬3種類を点眼して頂きます。
術前はいつも通りの生活で構いません。
術後1週間後まで、保護メガネをかけて頂きます。
術後3日目までは、顔を濡らさないように入浴してください。
術後3日目から、通常通り洗顔・洗髪できます。
仕事復帰は、仕事内容により異なります。
事務作業であれば、術翌日からでも大丈夫です。
ほこり、汚れなどの恐れのある作業であれば、保護メガネなどを装用して頂ければ、術後数日経過していれば大丈夫だと思います。
具体的なことは、医師にご相談ください。
白内障手術の費用について
白内障手術は健康保険がききます。当院の日帰り白内障手術では、面倒な入院も必要なく、医療費負担も抑えることができます。通常の白内障手術(片目)の費用は、1割負担の患者様で約16,000円程度、2割負担の患者様で約18,000円程度、3割負担の患者様で約48,000円程度になります。厚生労働省の診療報酬により医療費は決まっておりますが、患者様により個人差(使用薬品量のちがいなど)がございますので、目安としてお考え下さい。
高齢者(70歳以上)の方の場合には、1ヶ月あたりの自己負担限度額の上限がございます(下表参照)。
例えば、1割負担、2割負担の一般の患者様は、1カ月の医療費の上限が18,000円ですので、両目とも同月に白内障手術を受けられた場合、ご負担頂く医療費は両目で18,000円となります。上限が18000円より低い方もいらっしゃいます。
生命保険にご加入されていらっしゃる患者様は、給付をお受け頂ける場合が多いですので、生命保険会社にお問い合わせください。
高齢者(70歳以上)の方の自己負担額の上限について


